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40代 株式トレーダー 男性-口コミ

2014年11月27日


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10年間、埼玉県さいたま市内の分譲マンションに住み続けていましたが、自宅から最寄り駅まで歩いて15分かかることや、最寄駅から当時の勤務先まで1時間20分ほどかかることから通勤に不便に感じ、利便性の高いマンションへの住み換えを検討するようになりました。
マンションを売却するにあたっては、大手企業に仲介を依頼したいと考えました。なぜ大手企業かと言いますと、大手企業は社内規則がしっかり制定されており、担当者個人の裁量が入る余地はほとんどないだろうと考えたからです。なおかつ、必要に応じていつでも打ち合わせができる距離の会社ということで、東急リバブルと専属専任媒介契約を締結しました。一般媒介契約ですと、複数の仲介会社に依頼することができますが、広告宣伝する予算があまり出ないそうです。広告宣伝予算が最もでるのが、専属専任媒介契約だそうです。
2012年6月に東急リバブルと契約を締結し、販売活動が始まりました。東急リバブルが査定した金額は1150万円でした。ちなみに、同じマンションの同じ広さで同じ間取りの部屋が、前年の2011年に1280万円で成約しています。これらを前提に、私は欲張って1350万円で売りに出しました。
東急リバブルの担当者は、20代の若手社員でした。おそらく不動産価格としては安値圏の物件のため、経験豊かなベテランより若手を担当させたのだと思います。
広告宣伝の手法としては、Yahoo不動産への掲載と、近隣の賃貸マンションや賃貸アパートへのチラシ配布がメインでした。
専属専任媒介契約ですと、週に1回、営業活動の報告がきます。営業活動は何をやったか、問い合わせが何件あったかなど。当初の1ヶ月間で問い合わせが15件くらい、実際の内見学が5件くらいありました。これは順調だと思い、すぐに決まるだろうと高をくくっていました。購入希望の申し込みも受け、先方が銀行に住宅ローン審査を受けるところまでいきましたが、審査がおりないということが2回ありました。
結局半年経過しても売却が決まりません。そこで、2012年12月に東急リバブル担当者と打ち合わせをして売却価格を1270万円に下げて、広告宣伝費もかけてもらい勝負をかけることにしました。1ヶ月後、購入希望者が現れましたが、20万円の値下げを要望されました。結局、2013年1月になって、1250万円で売却できました。
マンションを売りに出してから、成約に至るまで7カ月費やしました。自分としては予想外に時間がかかったと思いましたが、その原因は、東急リバブルの査定や、同じマンションの前年の成約実績金額よりも高い金額で売りに出したことだと思います。欲張ってしまったのです。不動産というのは市場価格を基準に考慮すべきと反省しました。
そして、成約を実現できた要因は、現実的な視点に立ち戻り、いわゆる相場価格に引き下げたことだと思います。また、専属専任媒介契約を結んだことにより、東急リバブル担当者と信頼関係を構築し、作戦を考えることができたことも大きいと思います。
1250万円で売却したのですが、10年前の買い値は1280万円でした。30万円の損失です。そして、売却経費が①東急リバブルへの仲介手数料として45万6750円 ②印紙代(売買契約書)15000円 ③登記費用(所有権と抵当権の抹消)が2万7247円でした。個人どうしの取引ですので、消費税は非課税です。
損失ですので、税務申告はしていません。
以上のとおり、マンション売却という活動はエネルギーを費やすものです。不動産という高額な資産を売却するにあたっては、仲介会社の能力や、担当者の能力が非常に大きいと感じました。ですから、引っ越しをするときのように、一括査定サイトを利用して機械的に査定金額を収集するのもひとつの方法ですが、事前にインターネットで仲介会社の評判などを調査したうえで個別に面談して相談していく方が良いと思います。特に担当者と信頼関係を築けるか否かという点が重要だと思います。

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