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2014年5月の新設住宅着工戸数 3か月連続減

2014年7月3日


国土交通省が6月30日に発表した建築着工統計調査報告(2014年5月)によると、5月の新設住宅着工戸数は前年同月比15.0%減の6万7791戸となった模様です。これは、三か月連続の減少を意味します。消費増税の駆け込み需要の反動が継続していると考えられます。また下落幅は、リーマンショック後の2009年12月に15.7%下落したとき以来の大きさとなりました。
貸屋は3.1%増と15か月連続で増加しており、投資マネー流入および相続増税を見越した個人の動きが大きいものと考えられます。

 

内訳は以下の通りです。

 

前年同月比 戸数 備考
持ち家 22.9%▼ 2万2288 4か月連続減少
貸家 3.1% 2万7434 15か月連続増加
分譲住宅 27.1%▼ 1万7437 4か月連続減少
 ┗マンション 43.4%▼ 7307
 ┗戸建 7.9%▼ 1万26

 

地域別は以下のとおり。

総戸数(前年同月比)
首都圏 20.8%▼
中部圏 4.6%
近畿圏 18.6%▼
その他 10.7%▼

 

 

建築工法としては、プレハブは前年同月比3.9%増の1万672戸(21か月ぶりの減少)。ツーバイフォーは前年同月比5.5%減の8186戸(3か月連続の減少)でした。

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