マンション売却に損をしないための心得とは?
2016年1月13日
値上がりを続けた中古マンション市場ですが、そろそろ頭打ちという言葉があちこちで聞かれるようになり、この先マンション市場が一旦冷え込むことも考えられます。そんな中、マンションを売ろうと考えている人が損をせずに売却するための大切なポイントをまとめます。
まず、3原則を理解してください。1つ目は、中古マンション販売で、売出から成約するまで3ヶ月以内に75%以上の物件が終了します。その期間で成約できないならば、その価格ではほぼ売れないことを意味します。2つ目は、売出価格は1ヶ月目にはほぼ満額に近い成約価格が得られるものの、その後は急速に値下がりし、半年後には90%以下となること。3つ目は、想定成約価格を下調べしておくこと。「住まいサーフィン」の沖式自宅査定(https://www.sumai-surfin.com/)を利用するのも良い方法です。
大手マンション売却仲介業者の中には、「両手仲介」という悪質なケースがあるそうです。まず中古マンション査定では高い価格を提示して、専任契約をとり、自社のサイトだけに掲載しておき放置。価格は高く設定されているので、当然問い合わせはなく、売れません。その状態を意図的に一定期間継続し、売主が値下げを受け入れた際に、業社が自分でみつけてきた買い手を紹介する。そうして、両手仲介を成立させ、売り手からも買い手からも手数料を受け取るのです。
こうした悪質な仲介業者で損をしないためには、まずは、複数の仲介業者に相談すること。実際に査定を依頼する場合には、同マンションのレインズの成約データを全件みせるように依頼すること(レインズとは不動産流通機構であり、全国の不動産仲介業者が成約データを登録しています)が重要です。
特に、悪質な仲介業者は、インターネットの査定見積もりでは高い価格を出し、訪問査定では低い価格を提示してくるケースがあります。そして、他社から買い手の問い合わせがあっても、商談中であると嘘の情報を伝えるということもあります。悪質業者は、最大に利益を得る両手仲介が目標ですから、他社への広告掲載もしませんし、インターネット上の主要ポータルサイトへの掲載もされません。しかし、これは、一社だけの話ではなく、業界内で商習慣のようになっているところがあるというのですから、困ったものです。
売り手はどうするべきでしょう。一社だけで長期の媒介契約はせず、1社と媒介契約は1ヶ月にすること。それで成約しなければ他の仲介業者に依頼すること。なによりも、1社だけと長期間の専任媒介契約を結ばずに、複数の仲介業者に依存しないことが大切なのです。
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